無添加

キャットフードの原産国、どこが安全?

アメリカはペットフード先進国と言われるほどペットフードの研究が進んでおり、獣医師と連携し栄養バランスを調整するなど大変品質の高いものが多く、大変人気があるようです。
そんなペット業界を先導するアメリカですが、2007年アメリカ国内でペットフードを食べた犬猫数千匹が次々と腎臓障害を起こし死亡するという問題が起き、被害はカナダ・ヨーロッパ・南アフリカにまで及び、世界中のペット愛好家を震撼させる事件が起きました。
最終的には3500匹の尊い命が犠牲になったと報告されました。

原因は、ペットフードに含まれた汚染された小麦グルテンをでした。
製造した中国業者がタンパク質保有量を多く偽るために意図的に混入させた「メラミン」という有害な物質が犬猫の腎不全の要因となったと確認されています。
(メラミンとは無色無臭の化学物質であり、主に接着剤・プラスチック原料などに使用されます。)
これによりアメリカのペットフードの安全基準が見直され、日本でも「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)という法律が施行されました。

しかし法律が施行され、ペットフードに成分・原材料などの表示の義務が定められたのですが賞味期限の表示義務はあるが添加物の表示の義務はない、など「表示義務」と言っても抜け道だらけの曖昧なもので、やはり海外と比べると日本はまだまだペットフードの安全に関しての法規制が遅れているようです。
成分規制の厳しさから、アメリカ・カナダ・ドイツ・フランス・イギリス・オーストラリアが安心できる原産国として人気のようです。
しかし輸入品となると輸送にもそれなりの期間を要し、そうなると輸送中の温度や湿度などからのキャットフードの劣化も心配になります。
日本のペットフードへの規制の寛容さは否定できませんが、良心的な国産キャットフードメーカーも必ず存在するはずです。

安心・安全なキャットフードかどうかを「原産国」で見極めるのは容易いことではありません。
規制されている原産国に惑わされ安心してしまわず、「原材料」が何処から来ているか等をはっきりと表示しているものを購入しましょう。
また、野菜が配合されたキャットフードもその配合量によってはあまり良い物とはいえないものもあります。

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